技術課題名 ー 50文字以内 「IoT向けセンサ大量供給時代に波形の位相情報の利用により高度分析が可能な高品質信号を提供する」 技術課題を乗り越えて実現したい目標 ー 600文字以内 「  IoT向けのセンサ大量供給時代に高度な分析が可能となる高品質信号を得るために波形の位相情報を利用する信号処理の方法を確立したい。  現状では、添付の「計算方法の説明.pdf」に示した「局所的位相シフト検出法」を用いて「検証実験の説明1.pdf」と「検証実験の説明2.pdf」に示したように「微小信号の検出」と「非線形性により生じる『高調波歪み』と『混変調歪み』の除去」が行えている。すなわちソフトウェア的に後処理で微小信号の検出と非線形性による歪みの除去ができるので、IoTの入力段であるセンサ類には相対的に安価なものを用いることができるようになる。  今後は、「局所的位相シフト検出法」の応用に興味がある方々がいるようであれば、通常の開発環境用のライブラリを用意し提供できるようにしたい。またIoTのプラットホームの動向を確認しながら実利用可能なライブラリを整備したい。「局所的位相シフト検出法」自体については、計算機上の算法は明確だが数学的な意味付けはまだ明らかでない。それを明らかにすることの難易度は私自身にとって高いと考えているが、なんとか取り組んで結果を出したい。 」